■ 不定期ではありますが当店の製パン、製菓等について記したいと思います。
夏頃の『工房移転』に向けて工房スタッフを募集中です。
勤務時間5:00〜17:00くらい(昼食付き) 社会保険有り 要運転免許(配達有り) 経験者(またパソコン、イラストの得意な方)優遇致します。
3‐5年働ける方(通勤手段は自転車、又は徒歩でお願いしています。)
お問い合わせお待ちしています!
2013年5月 製パン、製菓マイスター
柿沼 理
(下の”これからの私達その1〜3”を先にお読みください。)2013年3月号の『やさしいごはん、やさしい暮らし』に書きましたMeisters Backstube移転等の支援のお願いにつきまして書かせて頂きたいと思います。
Meisters Backstubeは2006年に星ヶ丘にOPENして約7年。国内産小麦と天然酵母を使った身体にやさしいパン、焼き菓子を製造、販売してきました。ドイツにて製パンと製菓の2つのマイスターの資格を取得し帰国した私達夫婦に、志ある若者達が集まり、加わり、小さなお店を支えてくれています。お便りでもお知らせしましたが、この度、千種区桜ケ丘へ新しい活動を加えた新工房を建設することになりました。(移転時期は2013年8−9月頃になるかと思われます。)
食品の過度の長距離輸送による大気汚染を避け、また食品に添加物などを加え消費期限、賞味期限を引き延ばしたりせず、エネルギー効率の良い循環活動を目指して、私達の持てる力を最大限に発揮するとともに、移り変わる食品や環境に関する情報を微力ながら発信出来得る場所にしたいと考えた末に、新しい出発の地を今の工房の近くに探し求めました。新しい未来を作る試みに皆様からのお力をお貸し下さいますようお願い申し上げます。
借入資金へのお約束
| その1 | ひと口 二万円として上限は設けません。3年据え置き返金とします。借り入れより1年以上経過後、特段の事情により(3年以内の)ご返金をお望みの場合はお申し出により期限内にも返金致します。 |
|---|---|
| その2 | 借入金につきましては、借入証書を(半年後くらいを目途に)発行致します。(数年後でも借入金の返金が可能なように、住所、電話番号〜出来れば携帯電話の〜、E-Mailアドレスをお聞きすることをご了承ください。) |
| その3 | 返金は借入証書と引き換えに現金にてお返しすることを原則と致します。 |
| その4 | 募集期間 2013年4月〜 星ヶ丘MeistersBackstube店頭、Sonnegarten(担当:柿沼)にて受付とお問い合わせを行わせて頂きます。 |
| その5 | 遠方にお住みの方で、振込をご希望の方はメール、FAX等で一度お問い合わせ下さい。 |
尚、今回の皆様からの借入金はMeisters Backstubeの整備及び運営にのみ使わせて頂きます。よろしくお願い致します。
ドイツ連邦共和国公認 製パン、製菓MEISTER
柿沼 理
ドイツ連邦共和国公認 製パン、製菓MEISTERIN
柿沼 幸子
(下の”その1”、”その2”を先にお読みください。)さて、2月号の『やさしいごはん、やさしい暮らし』に書きましたBackstubeの『次への道~進むべき道』について、今月号では少し具体的に書きたいと思います。今の工房で、パンを作り始めてまだ7年足らず。しかしながら、この7年間に私たち自身にも変化があったように、皆さんにも変化があり、日本でも、世界中でも大なり小なり変化が起きています。そんな中、ずっと考えていたことがあり、温めてきたアイデアがあり、(子供達も大きくなってきましたし)それをここで思いきって実現してみようかと考えました。そのアイデア、考えとは??
パンを作るだけではなく、それをお店の中で食べて頂く。そして、パンの食べ方の提案などをさせて頂きながら、パン以外についても〜食の安全など〜もっとゆっくり皆さんとお話しが出来たらなぁと考えていました。ところが今の場所ではそのような“ゆとり”はありません。そこで、色々考えたのですがパンの製造、販売だけでなくイートインが可能になるパン工房を構築して『移転』を少し考え始めていました。そんな時に『ここはいいのでは?』という場所に巡り合えたのです。そこからこの話は一気に前へ進み始めました。
MeistersBackstubeは少し東へ移転することになります。移転先の最寄り駅は『星ヶ丘』〜今と変わりません。但し今あるお店が、星ヶ丘の『西』〜星ヶ丘と東山動物園の間だったのが、移転先は星ヶ丘の『東』へ〜星ヶ丘と一社の間になります。時期などはまた追々お話しさせて頂きます。
この移転計画については柿沼(父)、中久木(母)に勿論相談しました。そしてパートナーである幸子さん、かきぬま歯科クリニック院長の兄、知子さん(兄の妻)。皆で何度も話し合い、皆が納得し、皆が同じ方向を向いて協力し合あえる『形』というものが先程書いた『新しい工房』になります。(私達が柿沼、中久木から今の仕事の一端を引き継いでいくように)次の世代にも引き継いでいって欲しい仕事の形がはっきりとしてきました。
今回の計画に当たり、銀行からそれなりの借金をします。その借金を少しでも減らす為に、先月号に書いた『皆さんからの理解と助け』が必要になります。『多くの子供達にも安心して食べてもらえるものを、地球環境に決して無理のない方法で、地球を出来るだけ汚さず作って行くという今の仕事』に、また『地産地消を考え、良いものを使い、必要なモノを必要な分だけ作る』この様な仕事を次の世代に残して行くという考えにご賛同頂き、融資などの形でお金を貸して頂ける方がいれば有り難いです。『これからの私達 その1〜3』をお読み頂き、熟考されて、協力してみようかとお考え頂ける方がいらっしゃいましたら、ご一報頂ければ幸いです。もちろん『もっとちゃんと話を聞きたい』という方がいれば、お会いしてお話しさせて頂きます。よろしくお願い致します。(融資の詳細は、只今頭の中を整理中です。次号のお便りに書かせて頂きます。)
2013年3月 製パン、製菓マイスター
柿沼 理
(下の”その1”を先にお読みください。)さて、私達(僕、幸子さんと子供達の柿沼家)にとっては一大決心をして行ってきたドイツ旅行から早半年。お便りにも書いていますが、たった1週間でしたが、多くの事を感じた、考えさせられた1週間でした。そして、自民党の圧勝で終わった年末の総選挙から、覚悟を持って始まった2013年。(自民党が主導してきた原子力発電所によって引き起こされた福島の原発事故の甚大な被害を根絶する道、脱原発の流れを自民党はどのように考えているのか。。。)今までもそうでしたが、『やはり』というか、自分“達”自身を守るのは『自分“達”自身』、『信念』、『生き方』『考え方』なのだなと改めて痛感しました。
先月号にも書いたのですが、これからの私達(僕と幸子さんの)仕事とは。。。うちの子供たちだけではなく、多くの子供達にも安心して食べてもらえるものを、地球環境に決して無理のない方法で、地球を出来るだけ汚さず作って行く事なのかなと。。。今、現時点ではまだしっかりと皆さんにお話しすることはできないのですが、そんなことを目標にゆっくりとですが2013年を『歩み始めて』います。
今の仕事は、『手間暇掛かる』のですが、決して大きな『利益』が出る仕事ではないです。大きな利益を出す為にしている仕事ではないので、それはそれなのだが。僕自身が、いやだなぁと感じながらも安定した収入が得られる会社員として働くことを選ばなかったというのも理由のひとつである訳で。。。しかしながら折角こういう仕事で子供達を養っていく、人々と繋がって行く、これからの将来設計を立てていくこと、またドイツでの生活を通して学んだことを活かすことを選んだのだから、しっかりと『今ある道』をさらに発展させながら、踏みしめて行こうと思います。
MeistersBackstubeは『次への道~進むべき道』を探し始めています。いろいろな『??』がありますが、『今の仕事のあり方』を発展させながら、この仕事をどのように続けて行くことが出来るのかずっと考えています。先程も書きましたが、はっきり言って『利益の出る仕事』ではないです。そんな中でも、『地産地消を考え、良いものを使い、必要なモノを必要な分だけ作る。』この様な『考え』を次の世代に残して行くことも私達の仕事のひとつであると考えています。確かに『しんどい』です。銀行からも沢山のお金を借りなければならないかもしれません。それを毎月返済しなければならなくなるかもしれません。それでも、前に進もうと思います。
次号にはもう少し詳しい事を書くことが出来ると思います。また、皆さんからの理解、助けが必要になってくることも考えられます。来月もこの欄をお読み頂ければ有り難いです。
2013年2月 製パン、製菓マイスター
柿沼 理
職業柄、やはり食べに行ったりもするんですが。。。
最近の『傾向』はどんなものなんだろうなんて他のお店を見に行ったり。。。時々ですよ、本当に時々なのですが、そういうこともあるのです。で、そんな時によく感じることなのですが、現代社会~特に日本~ではどれだけの『モノ』が生産され、消費され、そして捨てられているのか。。。肉などは、どれだけ消費されればいいのだろう。‐野菜は別モノであると僕自身考えています。‐人々の欲求を満たす為にどれだけの家畜が、資源が必要なのだろう。日本の経済は『モノ作り経済』とよく言われるけれど、経済を動かし、皆が裕福に暮らすことが大切であるのはわかるのだけれども、本当に必要な『モノ』が作られているのか。(これは原発再稼働問題にも関係してくることですよね。『経済を動かす為に原発は必要』というけれど。。。)そして、それらが不必要になった時に、捨てる頃には『再生』が簡単ではなかったり。『う〜ん』と考えてしまうのです。本当に必要な物しか作らない、売られないドイツでは、例えば『家電製品が売れない』『洋服が売れない』などそんなに大問題にはなっていなかったように感じました。
MeistersBackstubeでは、天気などを細かくチェックしながら、その日焼くパンの量を毎日微調整。販売出来うる範囲のパンを焼き、『売り切れ御免』です。(夕方にパンが少なくなってしまうこともあります。)そりゃあ偶に、予想が大きく外れ、ちょっとパンが残ってしまうこともあります。そんな時には、スタッフに持って帰ってもらったり、知り合い、卸し先にお裾分けしたり、次の日のスタッフのお昼ごはんになったり。。。決して捨てません。1年間で捨てるパンと言うのは『ほぼゼロ』です。で、思うのです。決して作り過ぎてはいけないし、仕入れ過ぎてはいけない、仕入れたものはトコトン使い切る。水も電気も無駄使いはしないよう心掛けています。(スタッフには煙たがられているかな??細かいんです、僕自身。)つまり、これはいつも心掛けたい事。大量生産、大量消費はやはりどこかに無理がある。地球に、生き物に、そして人間自身の身体に大変な負荷が掛かっているのだと。小さな、小さな『歩み』ですが、そんな大量消費、大量生産に真っ向から対立して、『ゆっくり』やっていかねばなと。。。『ゆっくり』しかし『作る時はしっかり作る!~つまり販売目標はしっかり保ち~』。そんな事を考えながらいつもパンを焼いています。そしてこれからも。。。ゆっくり、ゆっくりと。。。時には、懸命に。。。そんな暮らしを皆さんに提案しながら、より良い関係を築けたらなと思います。2013年もどうぞよろしくお願い致します。
2013年1月 製パン、製菓マイスター
柿沼 理
『強い気持ち』を持って。。。その2(2012年4月号おたよりの原稿です。)
『MeistersBackstubeは、放射性物質が確認されないのならば今後も岩手県産の小麦を使います。』と『やさしいごはん、やさしいくらし』の新年号に書きました。その後、メールで、ちょっとした時の電話で、お客様からの注文のFAXに、もちろん店頭でも。。。いろいろな形でいろいろな方から『その決断を尊重します。』と励ましの言葉を頂きました。福島第一原発での事故以降、小麦については本当に悩みました。何度も何度もいろいろな人と話をしました。そしてひとつの決断を昨年末に下しました。
その決断(判断)が間違っていなかったのではないかとすこしずつ確認が取れてきたように感じます。やはり、それならばBackstubeのパンは買わないという方もいるとは思います。未だに『どこの小麦を使っていますか?』と電話で聞かれる方もいます。でも、やはり東北のものだからと言って小麦を含めて東北地方のものを生活の中から排除するのは違うのではないかと思います。
今回の原発事故以降、原発の、放射能の怖さが広く知れ渡りましたが(今後さらに何十年と除染などには時間が掛かるのですね。)、それ以前には皆の関心の薄かった原発の怖さが今回の事故を引き起こした原因のひとつでもあり、いままで電気を使いたい放題の生活を送ってきた、不便な生活を送ることを避けてきた『ツケ』というか。。。今後は、このような難しい判断をいくつもしていかなければならないのでしょうね。。。(現時点での私たちの判断は、原材料については放射性物質が検出されなければ、産地は関係なく使用できるのではないかと考えています。)
皆さんから頂いた数々の励ましの言葉。。。胸にしっかりと刻み、これからも決して自分自身に甘えることなく、皆さんに支えられているということを常に自覚し、これからのパン作りに活かしていきたいと思います。しっかりと大地を踏みしめさらに前へ進みたいと思います。皆さんからの支えが『ちから』になります!本当にありがとうございます。
2012年5月 製パン、製菓マイスター
柿沼 理
『強い気持ち』を持って。。。(2012年1月号おたよりの原稿です。)
2011年3月11日の東日本大震災、福島第一原発での事故以降、やはり色々な意味で、色んなところで大きな変化が訪れていると多くの方が感じているのではないでしょうか。岩手県産の小麦を使用しているMeistersBackstubeでもおたよりで何度かお伝えしてきましたが、やはり『どこの小麦を使っていますか?』との問い合わせを電話やメールで多く頂いています。3月11日以前はそのようなお問い合わせは殆ど頂いたことが有りませんでした。そして『岩手のものです。』とお答えすると『大丈夫なんですか?』と。。。8月頃からずっと『この先どの小麦を使うべきか』本当に悩みましたが、ひとつの答えを出したいと思います。
この答えを出すことにより、もしかしたら小さなお子さんをお持ちの方、妊娠されている方など『他のパン屋のパンにしよう。』と考える方もいるかもしれません。お客様が減るのかもしれません。しかしながら、東北産であるからといって放射性物質の検出されていない小麦を使わないことは、今までお世話になってきた小麦製粉会社、小麦生産農家さんに対して失礼であると思うと同時に、少量ですがBackstubeが岩手県産の小麦を使うことにより東北地方の経済を動かす要因のひとつにもなり得る。また、海外産のオーガニック小麦を使用するのは地産地消の観点から考えると違うと思うのです。(また天候不順や円、ドルの動きに大きく左右される。)北海道からの小麦も考えたのですが、放射性物質の検出されていない岩手県産の小麦を完全に北海道産に変えることは、ちょっと違うのではないかと感じています。(今使っている小麦の量を1年間安定的に供給して頂くことも難しい。)岩手県産のものと混ぜて使っても、放射能汚染の気になる方々にはあまり意味がないと考えています。
と、数か月ですがじっくりと考えた結果、スタッフとも意見交換をした結果、MeistersBackstubeは地産地消の観点からも、またポストハーベスト農薬(YouTubeで見ました?)の心配のない岩手県産の国内産小麦を引き続き使おうと思います。国内産(東北産)=危険、そして海外産=安心では決してないと強く感じています。1ベクレルの放射性物質も検出されない東北産のものより、日本に輸送されてくる際に大量の農薬、防腐剤の散布されている農産物の方がよっぽど怖いのではないでしょうか???もちろん今後放射性物質検査の結果次第では、(放射性物質が検出された場合には)やはり北海道産の小麦に切り替えることも検討するかもしれませんが、現時点では今のままで行こうと思います。
2012年、『強い気持ち』を持って臨んでいきたいと思います。少数なのかもしれませんが、私たちの意見に賛同して頂ける方々の為に、2012年もしっかりとしたパン、焼き菓子を焼いていきたいと思っています。2012年もよろしくお願い致します。
2012年1月 製パン、製菓マイスター
柿沼 理
MyBag。最近では多くの方が持ち歩くようになってきました。ですが、まだ日本ではパック入りのお菓子がさらにひとつひとつパックされていたり、ちょっとの買い物で手提げの袋に入れてもらえたり過剰包装が目立つと思います。
Backstubeでも、プラスチック袋よりは環境によいとの考えから、紙袋を使ってはいるのですが、やはりもっと多くの方にMyBagを持参いただき、紙袋の使用数を(ゴミを)減らせればと思っています。
ドイツではレジ袋は全て有料です。しかもかなり高い。毎回買物の度にレジ袋を買うなら、エコなMyBagへ。これは自然の流れです。
飲み物も、ビン代、缶代を払って購入。それも結構高い。ので捨てたりできず飲んだらお店に返す。=ごみが減る。お菓子も、ひとつひとつ包装してありません。パックを開けたら湿気る前にすぐ食べる!のです。物資の循環が良くなる=景気向上に少し役立つ?!ほんとかな?! とても単純な考えでいろいろなエコ循環が成り立っています。日本もそんな風になればいいのにと思っているのですが“なかなか“ですね。。。
2008年9月 製パン、製菓マイスター
柿沼 理
店頭でよく聞かれるこの質問にお答えしようと思います。(両方ともがくるみとレーズン入りのパンなので本当によく聞かれる質問のひとつです。)
| パン・オ・ ノア | レーズン種使用の40%完全粉が入ったずっしり重たいパン。"パン通"な方がよく買われているような気がします。とても硬いパンなので、“凶器にもなる“なんていう方もいます。切る時にはナイフを滑らせて指を切ったりしないよう注意が必要です。(笑) |
|---|---|
| カンパーニュ・ノア | カンパーニュ種を使用し、完全粉とライ麦粉が合わせて15%程入った“天然酵母パン初心者”の方でも美味しく食べて頂けるパンです。完全粉とライ麦粉の割合がパン・オ・ノアより少ないので、どちらかというと“ふっくら、もっちり”パンです。 |
2つともが定番商品で毎日作っているのですが、どちらのパンにもファンがいて、焼かない日はない、焼かない月はないという人気のパン2種類です。未だ食べた事のない方、まずはカンパーニュ・ノアから試してみては如何でしょうか?そして、"パン通"になった暁きにはパン・オ・ノアとワインでディナーなんてのどうですか??(指はくれぐれも切らないように!)
2008年1月 製パン、製菓マイスター
柿沼 理
新しい看板のお目見えです。
焼き上がり時間をお知らせする、パンの時間割。朝いちばんは9時頃から、だいたいお昼の12時過ぎには焼き揃います。
こちらも愛嬌のある看板に仕上がりました。焼きたてパンが並ぶと、お店はなんとも香ばしい香りにつつまれます。
季節は秋。食べ物が美味しくなってきます。どうぞ焼きたてのパンに会いにきてください。
黒板の登場です。その日イチオシのパンや、お店からのお知らせを書いていこうと思います。
ベンチに季節の花々に黒板と、店先が賑やかになってきました。
どうぞみなさま、お出かけください。
久し振りの更新になりますが、今日(1月24日)店先にベンチを作りました。といっても、既製品を組み立てたものですが…。スタッフは早速“座りたぁ〜い”と言っていましたが誰がお客として最初にこのベンチに座るのか、ちょっと楽しみです。
ベンチの横にはお店のパン棚が外に突き出している部分があるので小さなテーブルとしても使えます。ので、ここに何か読み物でも置こうかとスタッフと考えています。例えば、今までに作った飾りパンの写真、お便りのバックナンバー、毎月のパンのちらしetc.… 座るのもよし、荷物をちょっと置くのもよし、犬をつなぐのもよし、みなさんどうぞお使い下さい。
2007年1月 製パン、製菓マイスター
柿沼 理
Backstubeは、名古屋のメインストリート、東山通りに面しています。車がびゅんびゅん走る、大きな大きな通りです。なのに、どうもお店が目立たない。何屋さんなのかわからない。そんなお店でした。ちょっと奥まっているのです。道からぺこんと凹んでいるのです。これじゃあいかん。なんとかしなくちゃね。そんな話をしていました。
気持ちの良い秋晴れのある日、念願の看板作りです。お店の駐車場に木の板を並べて、ぺんきをぬりぬり。とんかちとんとん。けっこう楽しい。けっこういいじゃん。ふんわりベージュにモスグリーンの文字。裏にはパンの絵もつけました。私の背丈くらいの高さなので、なんだか親しみもわいてきます。思った以上によい看板ができあがりました。
早速、道に立ててみました。あら、とってもいい。車で走る人達も、みんなこちらを見ているような、そんな気さえしてきました。
名古屋は車の多い街。もっと多くのみなさんがBackstubeに気付いてくれますように。足を運んでくれますように。そんな思いで、毎朝看板を立てています。
お店に来られるお客様で、“朝10時の開店時に全てのパンが揃っていない。”“朝11時に行ったけどパンが無かった・・・”と言われる方がいます。これは、Meisters Backstubeでは他のパン屋さんがよく使っている冷凍冷蔵生地は使っておらず、前日からひと晩発酵させておいた4-5種類の種を使って朝5時から丹念に生地を作り始め、じっくり発酵を取り、その日の内にパンを焼いているからなのです。(クロワッサンやパイの様な折り込み生地は例外ですが・・・。)ひとつのパン生地を捏ね始めてからそのパンが焼き上がるまでに5−6時間掛かり、最初のパンは9時頃から焼き上がり始め、全てのパンが揃うのはどうしてもお昼近くになってしまいます。
という理由からMeistersBackstubeでは開店時には4-5種類のパンしか店頭に並べることが出来ません。また冷凍、冷蔵生地を使用していないことから、前日の種の仕込みの時に決めたパンの量は減らすことは可能であっても、増やすことは不可能なのです。夕方にパンを買いに来られたお客様で、“パンが少なかった”ということを体験された方もいるかと思われます。それはこういった、その日作った生地はその日に焼くという信念があるからなのです。申し訳無くは思ってはおりますが、どうしても“いつ作られたか分からない冷凍、冷蔵生地”には抵抗があります。
2006年9月吉日 製パン、製菓マイスター
柿沼 理
冷凍、冷蔵生地とは、前日に(もしくは2-3日分の)パン生地を仕込み成形して冷凍、冷蔵し、夜のうちに最終発酵を取った生地を朝早くに焼くという製法です。成形された生地が冷凍、冷蔵されているので、いつでもそれを解凍、そして最終発酵を行うことが出来ることから、朝から沢山のパンを焼くことが可能ですし、いつでも焼き立てを供給できるという利点があります。
Meisterかきぬまs Backstubeのパンは、全て丹念に育てられた自家製天然酵母でゆっくりと時間を掛けて発酵を取り、最終段階では輻射熱で焼くという昔ながらの製法で焼くことのできる石窯を使って作られています。
| 1−3日目 | レーズン液を作る |
|---|---|
| 4日目 | レーズン液を使用して4種類の種を作る |
| 5日目 | 早朝5時から種を使い生地を作り、4−6時間掛けてその日に売るパンを石窯で焼く。 |
という様に酵母を作り始めてからパンが焼けるまで実に最低5日間という時間が必要です。
使用する酵母はオーガニックレーズンから取った酵母。このレーズン液を丹念に育て、レーズン種、ハード種、ブリオッシュ種、カンパーニュ種といった4種類の種をつくりそれぞれを適した生地に使用することによって毎日様々なパンが作られています。(このレーズン液は10年程前から使われいるものを継いでいます。)
また、それとは別にドイツより直輸入したBackferment(バックフェルメント)を使用して作ったバック種というものも使用しています。(これも使用可能になるまで3日程掛かります。)
簡易天然酵母などは使用せずに、4−5日掛かって作られた自家製天然酵母を100%使用している為、イースト菌の繁殖と共にパンを焼く為に本来は必要でない雑菌も繁殖してしまい、また砂糖やバター、牛乳などを使用していないパンが多い為、プレーンなパンなどはどうしても酸味が出てしまうことがあります。(酸味は大量の砂糖を生地や種に使用することにより抑えることが可能です。)また、自家製酵母は暑さや寒さといった気候に左右されやすく、ある日はパンが大きかったり、ある日は小さかったりと製品が一定しないこともあります。
その一定するのが難しい製品を出来るだけ一定に、またじっくりと時間を掛けて作られた自家製天然酵母を使用しつつも酸味の少ないパンを作ろうと工房スタッフと共に日々努力する毎日です。
天然酵母と国内産小麦を使用して石窯でパンを焼くというのは本当に難しく気の抜けない作業の繰り返しですが、それゆえに他店にはないMeisterかきぬまsBackstubeのパンが焼けるのだと考えています。是非、一度お試し下さい。
2006年7月吉日 製パン、製菓マイスター
柿沼 理